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池内ゼミ(作業療法士)

印刷用ページを表示する 2024年5月15日更新

池内ゼミの紹介

研究室のテーマ

 研究室のキーワードは,「地域在住のがん経験者」「生活の質(QOL)」「生きがい」「余暇活動」「ゴール設定」「教室」「日誌」です。

 がんや脳卒中と診断され辛い治療を経験した後でも,対象者が自分らしい生き生きと生活することを目標に支援する作業療法を追求しています。具体的には,「がん治療を受けた人が地域で不安なく生活するにはどうすれば良いか」,「脳卒中になった人が発症後早期から好きな作業を行うにはどうすれば良いか」という問いに対する研究にチャレンジしています。

 

 研究業績は,県立広島大学「教員活動情報公開システム」あるいはresearchmapのホームページをご覧ください。

/site/kenkyu-shoukai/ikeuchi.html

https://researchmap.jp/k-ikeuchi

 

池内ゼミでの研究テーマは以下の通りです。

1)がん経験者のライフゴールの質を測定する新規評価法の開発

 リハビリテーションに携わる医療従事者ががん経験者と良質な目標を立てるときに役立てる新規評価法を開発しています。医療従事者が自身の臨床実践をこの評価法と照らし合わせることで,自分の臨床実践に足りない要素に気づくことができます。この評価法を使用することで,医療従事者の支援の質が向上するだけでなく,がん経験者の生活の質の向上に繋がることが期待されています。この研究成果の一部は,海外の論文に掲載されています。

2)地域在住がん経験者に対する目標指向型教室の開発

 「日記を書いて生活を振り返り,目標を立て,その目標の経過をみんなで話す」―。そんなコンセプトの教室を開発しました。この教室の効果として,辛いがん治療を経験した人々同士が作業療法士の支援を受けながら助け合うことが観察されています。参加者の方々が自宅で頑張って作った作品を教室時に持ってきてくださいました(写真)。この研究成果の一部は,日本作業療法士協会が発行する「学術誌 作業療法」に掲載されています。

3)目標設定日誌の開発

 「何気ない目標を立てて,日誌を書き,それをもとに日々を振り返る」―。そんなコンセプトの目標設定日誌を考案しました。乳がん経験者の方を対象に,この日誌を用いた事例研究を実施し,事例にとって価値のある日常生活活動,自己効力感が向上したことがわかりました。さらに,余暇ができずに絶望的な気持ちになることがあった乳がん経験者の方が,諦めていた余暇ができるようになり,人生の意味を再認識したことが観察されました。この研究の成果の一部は,海外の論文に掲載されています。

 

学部生ゼミのテーマ

年度

テーマ

2021

緊急事態宣言中に帰省困難となった大学新入生が満足感を得た作業とその意味

2022

協働して決定した音楽を対象者が作業遂行中に聴く遠隔作業療法の実践

2023

地域在住がん経験者に対する目標指向型教室の試行―ともに目標を立て,ともに振り返る

「がんの後遺症を忘れられる作業を見つける」作業レシピの考案―地域在住のがん高齢者の一例

2024

地域在住がん経験者に対する目標設定日誌を用いた支援の試行―余暇活動に楽しみを見出した事例

作業療法学生に対するゴール設定尺度の教育効果

 

いちご